彼が捨てた世界の話

 

ご無沙汰しております…というほどの期間が空いてもいないのに失礼します。今回の記事はいつも以上に私の個人的な意見・発言・行動として捉えた上で読みすすめていただければと思います。(私の意見・発言・行動はすべての該当担やハイ担に当てはまるわけではありません)

 

まず今回の謹慎処分が決まった日にあくまで個人的な考えの上で該当担としてTwitterをログアウトをし、今後しばらく発言を控えることにしていた私がこのようにブログを書くことはいかがなものかと思うのですが、どうしても抱えきれない・吐き出したい気持ちがあるのでこちらにて失礼します。

 

改めてこの度はこのような事態を自担が招いてしまったことを謝罪させてください。申し訳ございませんでした。私が謝罪すべきことではない・私が謝罪してもどうにもならないことではありますが、該当担として今は3人と3人を応援する皆様にはこのように謝罪することでしか気持ちを伝えることが出来ないのではないかと思うので、ご理解いただければと思います。

 

今回の謹慎処分が発表されてからというものの、当たり前ではあるものの彼や彼ら自身の言葉として経緯を聞くことができず、モヤモヤとした日々を過ごしておりました。特に彼は今どのようなことを考えているのかということを知ることができずに宙ぶらりんな感覚です。今回の判断に対して…彼ら自身が5人でいることを選んだのか?大人が決めたことなのか?、彼自身はこの世界に身を置き続ける決意がきちんとあるのか?それともこの謹慎中に考えが変わることはあるのか?もし復帰したとして今までのような活動ができるのか?などマイナスなことばかり考えてしまうのが現状です。また、どうしても5人の映像を見られなくなってしまいました。画像に関しては、部屋にあるポスターは見慣れた風景の一部として受け入れることが出来ているからか平気なのですが、スマホ等に保存してあるものを見返すことは出来ません。彼が謹慎になったからと言って5人の映像や画像を見られない=好きじゃないのか?と誤解をされてしまいそうなのですが、私からすると5人が好きだったからこそ見ることが出来ないのです。自分の好きな人が自分の好きな人たちの世界を壊すような真似をしてしまったことがとても悔しくて仕方ないと同時に、3人と3人を応援している人たちのことを思うと該当担として「悲しい」「辛い」「しんどい」という気持ちを発することも許されることもなく、ただただこの現実をどう受け入れるべきかと戦っています。

 

ただ、一点だけ。彼はまだ18歳の男の子です。今回の謹慎でいろんな報道のされ方をすることで、社会的な制裁は必要以上に受けたと感じております。しかしながら、今回の件についてはアイドルとしての制裁としてきちんとその本質を彼に理解してほしいと思うのです。それは社会貢献活動とかそういったことで理解できるようなことではなく、彼自身が自分の頭で考えないといけないことだと思います。

わたしは彼のファンとしてコンサートに行く、写真を買うなど…大好きな彼の夢を応援するために出来る限り力になれるようにと行動してきたつもりでした。でも、彼自身が自分の夢を邪魔するような行動を取るのなら、それらは何の意味も持たなくなってしまうわけで。まさに今回の行動はそれに当てはまると考えております。私は女の子と遊ぶなとかそういった説教をしたいのではなく、彼自身の気の緩みが結果的にこういった形で現れてしまったという風に捉えています。目先の楽しいことを優先した結果、自分の夢を遠ざけて、周りにも迷惑をかけたこと。それを理解してほしいと思います。特にわたしは今のこの5人が大好きでした。5人に夢を叶えてほしいと思っていたけれど、彼を好きなファンとして「ずっと5人でいてほしい」と言える立場ではないなと思ってしまいました。だって彼の行動が他のメンバーの足を今後も引っ張ってしまう恐れがあるから。そうなると私はここが彼の居場所だと守ってあげることは出来ないのです、正当に頑張っている3人を守ってあげたいから。

 

今日、ドリボを観に行きました。彼が謹慎になる前から入る予定であり、この現状を該当担としてしっかり受け止めようと思い、ステージをじっと見つめました。3人は最初から最後まで集中を切らすことなく、堂々としていて、あの素晴らしいステージを作り上げており、思わず泣きそうになりました。でも該当担として泣く権利はありません。そしてこのような状況の中でもついつい彼はこの時はここにいた、こういう表情をしていた、こういう仕草をしていたなとかそういうことを考えてしまう自分がいて情けなく感じる瞬間が多々あったのも事実です。でも、彼がいないステージに対して誰かが欠けても突き進んでいくと言ったようなshow must go onの精神は感じず、ただただ彼がいなくなった舞台なんだなぁという気持ちにしかなりませんでした。彼がいなくても世界は回る。そりゃそうですよね。だって彼がこの世界に捨てられたのではなく、この世界を彼が自分で捨ててしまったのだから。

 

それでも私はやっぱり「自分にはこの道しかない」「5人で夢を叶えたい」「ライブは妥協をしたくない」など…これまで彼が言ってきた言葉たちをまだ心のどこかで信じたいと思っています。ステージで見せてくれたたくさんの笑顔や真剣な顔、そのキラキラをこんなところで嘘にしたくないのです。だから応援したい。許されるのならば、またあのメンバーと一緒に活動をして欲しい。でも、今後復帰したとしても5人が同じ線の上に立って肩を並べている姿も想像できなければ、戻ってきた彼を心から信じてあげる自信もないのです。そして謹慎から戻ってきたとしてもそれは終わりではなく、スタートなのです。またそこから一度失った信頼を積み上げることは容易ではなく、これまで以上に険しい道になります。そして彼にとって険しい道=彼のファンとしても険しい道を行かなければなりません。正直、今回の件を受けて脱退や退所という選択肢もあったと思いますし、そうすべきだったのでは?と思うこともあります。それでもいま与えられた情報のみでの理解ですが、(大人の判断なのか本人たちの判断なのかは不明ですが)彼らは5人で居続けること、(また追加で何かしらの発表があるかもしれませんが)彼らは退所しないこととなっています。私自身はそんな彼ら今後も支えていきたいと思う一方で、3人のことを応援することは出来ても彼個人のファンとして険しい道を一緒に歩く覚悟が今のところは出来ていません。本当は彼が戻ってくるのを待ってるって言えるぐらいに強い私でいたかった、本当はこの期間で反省してくれる・大丈夫だって信じてあげられる私でいたかった。そんな風になれない私はファン失格なのかもしれません。この謹慎期間、私自身も彼のファンとして険しい道を歩む覚悟をしようと思います。ただこれは今回の処分を受けた現時点において私なりに真摯に彼と向き合った結論です。該当担だからこそ、待ってるなんて軽々しく言ってはいけない。他の3人がいろんなものを背負ってステージに立っている以上、簡単に許してはいけない。厳しい言葉を向けないといけないとも思うのです。

 

そしてこの謹慎期間において、今までこの世界しか知らなかった彼が一般的な世界を見て視野を広げることで「自分にはこの道しかない」という思いを「自分には沢山の可能性があるんだ」と言うことにも気づいてほしいなと思います。幼い頃から特殊な世界に身を置いた自分を少し開放するというか。彼は自分の可能性を自分で決めてしまうような節があったと思うので、そうじゃなくて、もっと自分自身に自信を持って欲しいと思います。自分がどうしたいのか…自分自身のブレない芯をつくることが出来る大切な時間になるようにと願っています。その上でステージに戻ることを決意したのならば、きっとどんなことがあっても乗り越えられるんじゃないかと思うからです。ただしそれは心身共に健康でないと出来ないことだと思うので、辛辣な言葉を並べた私が言う資格もないのだけれど、ゆっくり寝てご飯を食べて…まずは生活の基盤やリズムを整えるところから始めてほしいと思います。

 

10代最後の年に差し掛かる彼が、どんな道を選んでも幸せになれるように。

 

 

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